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小田急バス車両図鑑

〜ねこさんのアルバムから〜

 このページでは、小田急バス私設ファンクラブの熱心な読者にして毎度絶大な協力をいただいている、ねこさんの作品を特集しました。説明文の文責は管理人に、写真の著作権はねこさんにあります。

A656(K-MP118M)

A656(三菱K-MP118M、58年式)

 ブルドッグのあだ名で親しまれた三菱車で、吉祥寺、狛江、若林に1980年から30台近く導入されました。筆者が社会人になって写真などもかなり自由に撮れるようになったころ、この辺のグループはバリバリの新車でしたが、どういうわけか1枚も写していないのでした。(吉祥寺営業所で、1992年12月24日)

A275(K-CJM500)

A275(いすゞK-CJM500、58年式)

 BUシリーズの改良型である本グループは、1980年から計92台が若林を除く各営業所に配置されました。82年の途中から写真の富士重工5Eボディーに変更され、フロントガラスを思いきって広く取った流麗なデザインに驚いたものでした。除籍後は秋田中央交通、羽後交通などに多数譲渡されています。(吉祥寺営業所にて)

A660(K-MP118M)

A660(三菱K-MP118M、59年式)

 富士重工ボディー+三菱シャーシの路線車は、吉祥寺と若林に配置されていました。660号車と661号車は、この組み合わせによる最後の路線車で、57年式以降導入された5Eボディーも三菱車は2台だけです。車内は同じ時期に大量投入された富士重工−いすゞK-CJM500などと大体同じで、中扉から前は1人掛けシート、後ろはロングシートになっていました。両車は小田急バスを除籍後、共に東海自動車へ譲渡され、2000年5月現在も伊東地区で現役です。(吉祥寺営業所にて)

odq_2517.jpg

2517(いすゞP-LV219Q、60年式)

 富士重工ボディーの観光車には、いすゞ/三菱の両方がありますが、こちらはいすゞ製。この車が吉祥寺で見られたころ、小田急の観光バスについて知識が乏しかったため、エンジン音を聞くまでシャシーメーカーが分からなかったという思い出があります。(吉祥寺営業所にて)

2519(P-MS725S)

2519(三菱P-MS725SA、61年式)

 路線車で61年式が見られなくなった後も、本車は吉祥寺営業所を本拠地に、1999年6月まで活躍しました。定員はニューエアロクイーンに次ぐ57名を確保しています。(吉祥寺営業所にて)

3109(U-MS826P)

3109(三菱U-MS826P、5年式)

 余裕の定員60名を誇るエアロクイーン。新製配置は堀ノ内営業所で、狛江営業所を経て現在は小田急シティバス世田谷営業所をベースに活躍中です。(堀ノ内営業所にて)

1012

1012(三菱ふそうKL-MS86MP、15年式)

 新百合ヶ丘駅〜成田空港線の増発に合わせて町田営業所に投入された新車で、行き先表示はLEDになっています。新製された当時は写真のように犬マークがなかったのですが、何かの手違いだったようで、翌年に取り付け工事が実施されました。(成田空港にて、2003年12月22日)


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