〜小田急バス除籍車両追跡調査会〜

羽後交通の巻(2001年7月)

 2000年に調査した各営業所に加え、今回は角館営業所でも元小田急車を確認しました。秋田中央交通と同様、比較的新しいLVシリーズが転入しているため、CJMシリーズはいよいよ先が見えてきました。既に富士重工3Eボディー車は1台も確認できない状況でした。
 一方、昨年の調査で発見しながらも小田急時代の番号が分からなかった104号車は、早朝の湯沢車庫で30分粘った末に再会し、D831号車だったことが判明。車庫の担当者の方にも運用を親切に教えていただき、1年間の課題がついに解けました。

LVシリーズ正面塗装の法則?

 昨年からの調査結果を分析してみると、小田急バスから行った5EボディーLV車の正面塗装パターンが2種類あることに関し、法則性が見えてきました。生田の車は正面窓ガラス下から赤色が始まり、吉祥寺・狛江・町田の車は小田急バス時代と同じ白色部分の多い塗り分けになっています。違う理由は不明で、生田の車以外は低床仕様であることと関係があるのかどうかも分かりません。
 ●追記●この件について除籍車両調査会長は、譲渡時期によって違うのではないかとの見解を示しています。登録番号「秋田22い631」(元D864)までが小田急色で、それ以後の車は羽後色になっているのが根拠です。最近羽後入りした元F916号車(町田)が赤塗りであることから、どうやら筆者の考えた「法則性」は違うようで、ここに訂正いたします。(この項2001年7月27日記)


▲元E269(K-CJM500)…湯沢営業所


▲元E270(K-CJM500)、メロディーバス仕様車…横手営業所


▲元E867(P-LV314L)と元E272(K-CJM500)、生田の仲間が再会…横手営業所


▲元D831(P-LV314L)…湯沢営業所


▲元D864(P-LV314L)…横手営業所


▲元E849(P-LV314L)…角館営業所


▲元E881(P-LV314L)…大曲営業所

〜写真は2001年7月20・21日、羽後交通各営業所にて許可を得て撮影(横手、大曲は公道から撮影)〜

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