〜小田急バス除籍車両追跡調査会〜

大分バスの巻(その2)

 引き続き2002年10月12日〜13日の取材結果です。12日は大在の埋め立て地にある大分東営業所を訪問して2台に再会。昼食後、緑ケ丘の大分南営業所で仕業を終えた1台を出迎え、金池町の大分営業所に戻ったあと高江ニュータウンで同営業所所属の1台に出会いました(前ページ)。13日は大分営業所と花高松の高城営業所でそれぞれ1台ずつを確認しています。

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▲元D507…大分東営業所、10月12日
 形式写真の構図で撮れる位置にいましたが、お昼前の強い日差しが逆光になってしまったため、小田急時代の作品と同じ正面からの狙いにしてみました。それでも大分港から直行してきた調査会一行、車庫内に2台の三菱ふそう車をみつけた途端、目の輝きが変わっておりました。

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▲小田急時代のD507…狛江営業所

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▲元D508…大分南営業所、10月12日
 大分南営業所は住宅地の奥にありました。廃車を含むいろいろなバスを撮影・記録しながら待つこと1時間、ついにお目当ての車が帰庫してきたと思ったら、速攻で敷地奥の給油所へ引っ込んでいきました。やぶ蚊と戦うのも調査会の常道です。
※2004.8.3追記※大分県内の信頼すべき情報筋によると、この車は2004年8月から県内企業の特送運用(従業員送迎)に就いており、大分市と内陸の大分郡方面を毎日往復しているそうです。

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▲小田急時代のD508(左)…狛江営業所

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▲元D509…大分営業所、10月13日
 前夜の大宴会で蓄積した酒が抜けきらないまま、金池町のターミナルで待っていると、磨き抜かれたエアロスターがさっそうと現れました。バスターミナルと大分営業所は道路を挟んで向かい合っており、大分バスの取材には欠かせないポイントです。

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▲小田急時代のB509(右)…若林営業所
(注)509号車は若林に新製配置された車両で、末期に狛江へ転属しD509に変わっています。507、508、510も同じ経歴をたどった車です。

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▲元D510…大分東営業所、10月12日
 元D507と同じ時に、営業所にいるところを撮りました。車庫の向かい側には、昭和50年代前半と思われる西工ボディーの廃車体があり、これも気になる存在です。

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▲小田急時代のD510…調布駅北口

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▲元A513…高城営業所、10月13日
 元509号車を撮った後、しばらく元513号車が来ないかとターミナルで待ち続けていましたが、実は高城営業所にいると分かったため急きょ移動。訪問したときには車内清掃が行われており、作業を一時中断していただいての形式写真撮影となりました(どうもすみませんでした)。この撮影をもって調査会としての取材は完了し、バス(もちろん大分バス)で最寄りのJR高城駅に移動、調査会副会長の本来の(?)趣味である怒濤の鉄道取材になだれ込んでいくのでした。

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▲小田急時代のA513…吉祥寺営業所

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